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論文・著書情報


タイトル
和文:屋内MIMO伝搬測定データを用いたMIMO-OFDMシステムの伝送特性解析 
英文:Performance Analysis of MIMO-OFDM System using Indoor Wideband mimo Channel Measurement Data 
著者
和文: タンザカン, ダオ グェンジュン, 阪口啓, 荒木純道, 岩井浩, 坂田勉, 小川晃一.  
英文: Gia Khanh Tran, Nguyen Dung Dao, Kei Sakaguchi, Kiyomichi Araki, Hiroshi Iwai, Tsutomu Sakata, Koichi Ogawa.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:信学技報 
英文: 
巻, 号, ページ AP2005-110, vol. 105    no. 355    pp. 151-156
出版年月 2005年10月 
出版者
和文:電子情報通信学会 
英文: 
会議名称
和文:2005-10-AP-RCS 
英文: 
開催地
和文:秋田県立大学 
英文: 
公式リンク http://ci.nii.ac.jp/naid/10016767940/
 
アブストラクト MIMO-OFDM通信システムは次世代の高速無線伝送方式として注目されている.しかしながら,実使用環境における伝搬・伝送特性に関する検討はこれまで十分に行われていない.筆者らはこれまでの研究において5GHz帯における一戸建て住宅環境でのMIMO伝搬特性の測定を行った.本稿では, 実使用住宅環境で測定した広帯域MIMO-OFDM伝搬測定データを用いて, 計算機シミュレーションにより,MMSE, VBLAST, QRM-MLD, SVD-MIMOといった各種MIMO-OFDMシステム及びSISO-OFDMシステムのスループット特性について検討を行った. その結果, 送信機側で伝搬路情報が既知であるという仮定の下では SVD-MIMOが, そうでない場合は QRM-MLDが最も良いスループット特性を示した. 一方, MMSEやその拡張であるVBLASTは実使用環境における空間相関の影響により特にアウテージスループット特性が大きく劣化することも明らかになった.

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