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論文・著書情報
タイトル
和文:
階層型P2Pネットワークを用いたインターネット計測基盤の性能評価と実展開シナリオの考察
英文:
An Application-oriented Measurement Platform Built on Role-based P2P Network: Performance Evaluation and Deployment Scenarios
著者
和文:
益井賢次
,
門林雄基
.
英文:
Kenji Masui
,
Youki Kadobayashi
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
情報処理学会論文誌
英文:
IPSJ Journal
巻, 号, ページ
Vol. 50 No. 2 pp. 709-720
出版年月
2009年2月
出版者
和文:
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
アブストラクト
自律性の高いネットワークアプリケーションにとって,インターネットを構成するノードやリンクといった要素の性質を示すネットワーク特性は,自身の将来の動作を決定するための重要な情報である.アプリケーション指向のネットワーク計測基盤(AOMP)は,このようなアプリケーションに対してネットワーク特性を提供するサービスとして構築されるネットワーク計測基盤である.本論文ではAOMPの一設計として,計測ノードの性能に応じて計測エージェントの役割をcoreとstubの2種類に分け,エージェントが構成する階層型P2Pネットワークを計測ネットワークとして利用する計測基盤N-TAPを提案する.N-TAPは,サービス応答性と安定性·計測ノード間の負荷分散公平性·収集可能範囲の網羅性·提供される情報の正確性といったAOMPの要件をふまえて設計されており,その計測ネットワークは協調計測手法の実装を容易にする共有記憶領域およびエージェント探索の機能を備える.階層型P2Pネットワークを用いたAOMPの性能に関する基礎的知見を得るため,PlanetLabやStarBED上でN-TAPを大規模に展開した実験を行い,エージェントに発生する処理の応答性の特性やエージェント間の処理負荷の分布などについて検証する.また,AOMPの実展開のシナリオを提示し,実展開時の課題を考察する.
©2007
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