西太平洋赤道域における長距離伝搬音波の到来方向情報の解析

宮川 裕; 蜂屋 弘之; 中村 敏明; 中埜 岩男

論文・著書情報

タイトル

和文:	西太平洋赤道域における長距離伝搬音波の到来方向情報の解析
英文:	Estimation of the arrival angle stability of acoustic multipath in long range propagation at the western equatorial Pacific

著者

和文:	宮川裕, 蜂屋弘之, 中村敏明, 中埜岩男.
英文:	Yutaka Miyakawa, Hiroyuki Hachiya, Toshiaki Nakamura, Iwao Nakano.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:	信学技報
英文:	IEICE technical report

巻, 号, ページ

Vol. 99 No. 285 pp. 9-16

出版年月

1999年8月

出版者

和文:	電子情報通信学会
英文:

会議名称

和文:
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開催地

和文:
英文:

公式リンク

http://ci.nii.ac.jp/naid/110003188269

アブストラクト

長距離伝搬音波を利用して海洋の構造を計測しようとする場合、さまざまな経路を通って伝搬する伝搬音波の変動特性を把握することは、計測方法、送受波器配置、音波伝搬時間の計測誤差などを考えるうえで重要である。本報告では、海洋科学技術センターが1996年に実施した西太平洋熱帯赤道域トモグラフィー観測実験で得られた音波伝搬データを用い、伝搬音波の到来方向情報について検討を加えた。1分間程度では伝搬信号の到来方向はほとんど変化せず、隣接するチャンネルの位相差は0.3rad以下で計測できる。10日間でも到来方向の変化は緩やかで、到来方向情報は複数の伝搬経路の識別や微弱な信号の検出に有効であった。

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