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論文・著書情報


タイトル
和文:FMO-MO法による大規模分子軌道計算(数値シミュレーション) 
英文: 
著者
和文: 稲富雄一, 梅田宏明, 渡邊寿雄, 櫻井鉄也, 長嶋雲兵.  
英文: Yuichi Inadomi, Hiroaki Umeda, Toshio Watanabe, Tetsuya Sakurai, Umpei Nagashima.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会論文誌. コンピューティングシステム 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 46    No. 7   
出版年月 2005年4月 
出版者
和文:一般社団法人情報処理学会 
英文: 
会議名称
和文: 
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開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト 本論文では, フラグメント分子軌道(FMO)法に基づいた分子軌道(FMO-MO)計算についての概要と, 実際のタンパク分子への適用結果を示す.FMO-MO法では, 巨大な分子全体に対する反復解法を行わずにすむため, 従来の分子軌道法では非常に困難であった1,000原子を超える大規模分子の分子軌道計算を, 比較的短時間で行うことができる.大規模クラスタ計算機を用いた場合には, 卵白リゾチーム分子に対するFMO-MO計算を, 4時間半程度で行うことができた.また, 小さなサイズの分子軌道計算では見えなかった一般化固有値問題を解く時間が, 全計算時間の34%となり比較的大きなウェイトを占めることが明らかとなった.

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