Home >

news ヘルプ

論文・著書情報


タイトル
和文:人体遮蔽を考慮した屋内MIMOチャネルモデリング手法(オーガナイズドセッション「無線通信の明日を支える電波伝搬の研究」,電波伝搬,一般) 
英文: 
著者
和文: 齋藤 健太郎, 北尾 光司郎, 今井 哲朗, 三浦 俊二.  
英文: Kentaro Saito, 北尾 光司郎, 今井 哲朗, 三浦 俊二.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 111    No. 376   
出版年月 2012年 
出版者
和文:一般社団法人電子情報通信学会 
英文: 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト 近年,LTEやIMT-Advanced等のMIMO伝送を用いた移動通信システムの実用化が進められている.MIMO伝送では屋内環境等のマルチパスリッチな通信環境において高い通信容量が実現できるため,通信システムの評価のために正確な屋内MIMOチャネルモデルが必要とされている.屋内伝搬環境では,受信機と送信機が固定である場合でも,周囲の人が動き回る事により頻繁に伝搬路が遮蔽されシャドウイングが発生する.本稿では伝搬測定データよりチャネルモデルを構築する際に,クラスタの人体遮蔽によるシャドウイングを合わせて推定する手法を提案する.本提案では,最初にSAGE法とK-Power-Means法を用いて測定データから到来素波を推定し素波をクラスタリングする.次に測定データのクラスタ中心におけるBeamformer合成電力の分布からクラスタの人体遮蔽によるシャドウイングを推定する. 3.35GH/帯屋内伝搬測定を行い,提案手法を用いて各クラスタの人体遮蔽によるシャドウイングの推定を行った.結果,直接波及び1回反射波からなるクラスタのシャドウイングに関しては,クラスタ伝搬透過/遮蔽の2状態モデルが,多重反射波からなるクラスタのシャドウイングに関しては,連続分布関数によるモデル化が有効である事が示す.

©2007 Institute of Science Tokyo All rights reserved.