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論文・著書情報
タイトル
和文:
将来の気候変動下におけるティッピングエレメントのティッピングポイントの超過可能性
英文:
Occurrence Possibility of Tipping Elements Under Future Climate Change
著者
和文:
木口雅司
,
井芹慶彦
,
鼎信次郎
,
沖大幹
.
英文:
Masashi Kiguchi
,
Yoshihiko Iseri
,
Shinjiro Kanae
,
Taikan Oki
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
土木学会論文集G(環境)
英文:
Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. G (Environmental Research)
巻, 号, ページ
Vol. 72 No. 5 p. I
241-I
246
出版年月
2016年
出版者
和文:
公益社団法人 土木学会
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
公式リンク
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejer/72/5/72_I_241/_article/-char/ja/
DOI
http://doi.org/10.2208/jscejer.72.I_241
アブストラクト
本研究では、地球温暖化に伴う気候変動が進行して、ある臨界点(ティッピングポイント)を過ぎた時点で不連続のような急激な変化が生じて、大きなインパクトをもたらすような気候変動の要素(ティッピングエレメント)の発現可能性について解析した。先行研究で述べられたティッピングポイントを用いて、4つの排出シナリオや緩和目標としての戦略シナリオと、ティッピングエレメントのうち北極海の夏の海氷の喪失とグリーンランド氷床の融解について関連性を導いた。その結果、ティッピングポイントの不確実性があるものの、各排出シナリオでのティッピングエレメントの発現可能性が示された。一方戦略シナリオでは、複数気候シナリオを用いて検討した結果、気候シナリオとティッピングエレメントの両方の不確実性を組み合わせて議論する可能性が示された。
©2007
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