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論文・著書情報


タイトル
和文:2018年草津白根山噴火に関する総合調査 
英文: 
著者
和文: 小川 康雄, 青山 裕, 山本 希, 筒井 智樹, 寺田 暁彦, 大倉 敬宏, 神田 径, 小山 崇夫, 金子 隆之, 大湊 隆雄, 石崎 泰男, 吉本 充宏, 石峯 康浩, 野上 健治, 森 俊哉, 木川田 喜一, 片岡 香子, 松元 高峰, 上石 勲, 山口 悟, 伊藤 陽一, 常松 佳恵.  
英文: Yasuo Ogawa, 青山 裕, Nozomi Yamamoto, 筒井 智樹, Akihiko Terada, 大倉 敬宏, Wataru Kanda, 小山 崇夫, Takayuki Kaneko, 大湊 隆雄, 石崎 泰男, 吉本 充宏, 石峯 康浩, KENJI NOGAMI, toshiya morizumi, 木川田 喜一, 片岡 香子, 松元 高峰, 上石 勲, 山口 悟, 伊藤 陽一, 常松 佳恵.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:自然災害科学総合シンポジウム講演論文集 
英文: 
巻, 号, ページ     No. 55    pp. 25-30
出版年月 2018年8月 
出版者
和文:京都大学防災研究所自然災害研究協議会 
英文: 
会議名称
和文:第5 5 回自然災害科学総合シンポジウム、京都大学防災研究所自然災害研究協議会 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
アブストラクト 平成30年9月18日(火), 於 : 京都大学宇治おうばくプラザきはだホール2018年1月23日10時02分に草津白根山を構成する3山体(白根山・逢ノ峰・本白根山)の一つである本白根山鏡池北火口で1500年ぶりの噴火が発生し, 噴石により人的な被害が発生した。この噴火は顕著な前駆的活動を伴わない水蒸気噴火であった。近年の草津白根火山では, 白根山湯釜水釜火口を中心とする水蒸気噴火活動が顕著で, 火山観測は白根山に集中している。一方で, 今回噴火した本白根山では, これまでの最新の噴火が鏡池北火口での1500年前のマグマ噴火であって, 近年, 鏡池北火口付近には顕著な地熱活動は記録されていない。今回の突発的な噴火を受けて, 以下の3点を明らかにするために総合調査を行った。(1)顕著な前駆的な活動がない水蒸気噴火プロセスの解明(2)今後の火山活動の推移の予測, 特にマグマが噴出する可能性の予測(3)融雪泥流発生リスクの評価。これらの研究のために, 地震観測, 地盤変動観測, 熱観測, 噴出物観測, 地球化学観測, 融雪泥流評価を実施した。これまでの研究成果について報告する。

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