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論文・著書情報


タイトル
和文:中退確率の遷移を用いた中退学生の類型化 
英文:中退確率の遷移を用いた中退学生の類型化 
著者
和文: 成彦 白鳥, 哲也 大石, 慎太郎 田尻, 雅生 森, 真男 室田, 森雅生.  
英文: 成彦 白鳥, 哲也 大石, 慎太郎 田尻, 雅生 森, 真男 室田, Masao Mori.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:日本教育工学会論文誌 
英文:日本教育工学会論文誌 
巻, 号, ページ Vol. 44    No. 1    pp. 11-22
出版年月 2020年7月 
出版者
和文:日本教育工学会 
英文: 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
DOI https://doi.org/10.15077/jjet.43072
アブストラクト <p>本研究では過去のデータを用いて中退をした大学生の状態を学期ごとに遷移する中退確率を用いて表現し,その中退確率を用いて中退までの学生の動きを類型化する手法を提示する.大学における中退は,大学にとっても,学生にとっても負の影響が大きい.本研究では過去のデータを用いて中退をした大学生の状態を学期ごとに遷移する中退確率を用いて表現し,その中退確率を用いて中退までの学生の動きを類型化する手法を提示する.大学における中退は,大学にとっても,学生にとっても負の影響が大きいため,中退を予測し,介入することで未然に防止する研究は広くなされてきた.しかし,中退予測の研究では中退を一時点のみで予測することが多く,実際に中退をする学期までに予測がどのような変遷を経るのかといった研究は少なかった.本研究ではロジスティック回帰モデルを用いて学期ごとに中退確率を算出し,X-means 法を用いて類型化することで,実際に中退をする学期までにどのような途中過程を経るのかを表現する手法を提示する.本手法を用いることで,大学において実際に中退をした学生がどのような過程を経て中退をしたのかを量的に知ることができるため,全学的な学生支援の方向性を検討し,効率的な中退防止施策につなげることができる.</p>

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