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論文・著書情報


タイトル
和文:地球温暖化による影響連鎖の全体像の可視化と市民対話 
英文: 
著者
和文: 横畠 徳太, 高橋 潔, 江守 正多, 仁科 一哉, 田中 克政, 井芹 慶彦, 本田 靖, 木口 雅司, 鼎 信次郎, 岡本 章子, 岩崎 茜, 前田 和, 沖 大幹.  
英文: Tokuta Yokohata, Kiyoshi Takahashi, Seita Emori, Kazuya Nishina, Katsumasa Tanaka, Yoshihiko ISERI, Yasushi Honda, Masashi Kiguchi, Shinjiro Kanae, Akiko Okamoto, Akane Iwasaki, Nodoka Maeda, Taikan Oki.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:環境科学会誌 
英文: 
巻, 号, ページ 34    5    p. 214-230
出版年月 2021年9月 
出版者
和文:公益社団法人 環境科学会 
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会議名称
和文: 
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開催地
和文: 
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公式リンク https://www.jstage.jst.go.jp/article/sesj/34/5/34_340501/_article/-char/ja
 
DOI https://doi.org/10.11353/sesj.34.214
アブストラクト パリ協定における目標を達成するために脱炭素社会を実現し,今後も変化する気候に社会が適応するためには,多くの人々が気候変動のリスクに関して理解を深めることが重要な課題である。このため我々の研究グループは,これまでに気候変動リスク連鎖を包括的に分かりやすく可視化する手法の開発を行った。本論文では,我々が開発した手法によって得られた,水資源・食料・エネルギー・産業とインフラ・自然生態系・災害と安全保障・健康の7つの分野に関連するリスク連鎖の可視化結果(ネットワーク図・フローチャート)について議論することにより,気候リスク連鎖の全体像を明らかにする。また,可視化結果を利用して行った市民対話イベントの実例を紹介することにより,我々の開発したネットワーク図・フローチャートの有用性や,気候リスクに関する市民対話の重要性について論じる。さらに,日本における気候変動リスク評価の概要について紹介し,気候変動リスク連鎖を評価するための今後の課題について議論する。

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