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論文・著書情報


タイトル
和文:Gapmer型ASOにおけるオフターゲット効果のリスク評価手法の提案 
英文: 
著者
和文: 玉野史結, 伊澤和輝, 柳澤渓甫, 大上雅史, 秋山泰.  
英文: Shiyu Tamano, Kazuki Izawa, Keisuke Yanagisawa, Masahito Ohue, Yutaka Akiyama.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:研究報告バイオ情報学(BIO) 
英文: 
巻, 号, ページ 2022-BIO-69    7    1-7
出版年月 2022年3月3日 
出版者
和文:情報処理学会 
英文: 
会議名称
和文: 
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開催地
和文: 
英文: 
公式リンク https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=216917&item_no=1&page_id=13&block_id=8
 
アブストラクト アンチセンス核酸医薬品の一つであるGapmer型ASOの創薬では,標的以外の遺伝子(オフターゲット遺伝子)の発現も抑制してしまうオフターゲット効果による毒性が問題となっている.実験的なスクリーニング試験による同効果のリスク評価は時間的,金銭的コストが大きいため,計算機によるリスク推定が期待される.本研究では,RNase H1酵素認識部位,ASO-mRNA間の結合エネルギー,mRNAの二次構造からリスクスコア計算を行った.先行研究で用いられた,ApoB遺伝子を標的とする13-merのASOとPCSK9遺伝子を標的とする13-merのASOそれぞれについて,多数の遺伝子における遺伝子発現変動比の実験値と推定したリスクスコアのピアソン相関係数を計算すると,-0.091,-0.124であり,評価指標として実用的でないことが確認された.しかしながら,リスクスコアを過剰算出している遺伝子群とその他の遺伝子群ではASO導入前の遺伝子発現量に統計的に有意な差が確認でき,オフターゲット効果のリスク推定にはASO導入前の遺伝子発現量が重要であることが示唆された.

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