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論文・著書情報
タイトル
和文:
荒川下流部における河川水温の上昇傾向と都市排水の影響
英文:
著者
和文:
宮本 守,
木内 豪
.
英文:
宮本 守,
Tsuyoshi Kinouchi
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
水文・水資源学会研究発表会要旨集
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 18 No. 0 pp. 51-51
出版年月
出版者
和文:
水文・水資源学会
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
アブストラクト
人口増加や生活水準の高度化などの都市成長により,都市の熱環境は近年大きく変化している.水圏においても河川水温上昇や淡水化など人為的要因による問題が考えられる.本論文では東京都区部とその周辺地域を流れる荒川下流部を対象として河川水温の長期変動傾向の分析と水熱輸送統合モデルを用いた水温変動の原因解明を行った.その結果,最近20年間の河川水温は新河岸川と荒川の岩淵水門より上流部において顕著な上昇傾向を示していた.逆に隅田川と荒川下流部では,20年間の観測結果からは顕著な水温上昇は観られなかった.また数値計算によって,1998年から2000年までの3年間の河川水温の挙動を再現し,その結果から下水処理水が冬期に約3℃程度河川水温を上昇させていることも確認された.
©2007
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