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論文・著書情報
タイトル
和文:
OpenACCによる宇宙物理シミュレーションのGPU+FPGA協調計算の実装
英文:
著者
和文:
綱島隆太
,
小林 諒平
,
藤田典久
,
朴泰祐
,
Lee Seyong
,
Vetter Jeffrey S.
,
村井均
,
中尾昌広
,
辻美和子
,
佐藤三久
.
英文:
綱島隆太
,
Ryohei Kobayashi
,
藤田典久
,
朴泰祐
,
Seyong Lee
,
Jeffrey S. Vetter
,
村井均
,
中尾昌広
,
辻美和子
,
佐藤三久
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
英文:
巻, 号, ページ
Vol. 2022-HPC-183(11) pp. 1-9
出版年月
2022年3月
出版者
和文:
英文:
会議名称
和文:
英文:
開催地
和文:
英文:
アブストラクト
近年 HPC 分野では,アクセラレータとして GPU や FPGA が注目されている.特に FPGA は GPU の苦手な処理でも性能を発揮することが期待されており,我々は両者を統合した次世代スーパーコンピュータの研究を行っている.しかし,GPU と FPGA を組み合わせたプログラミングでは,標準的な手法や言語が存在していない.HPC における GPU のシェアは現状では NVIDIA 社によるものが支配的であるため,主に GPU の処理は CUDA で記述されている.一方で,FPGA では高位合成技術により,ハードウェア記述言語に代わって,OpenCL の使用が可能になっている.これら二つを組み合わせてプログラミングを行うことはアプリケーションプログラマーにとって多大な負担となる.また,OpenCL では GPU のプログラミングも行うことができるが,既存のアプリケーションの多くはすでに CUDA で書かれているか,CPU 版しか存在しないため,OpenCL に書き直すには相当の負担が掛かる.仮にコードを別の言語で書き直すのであれば,より汎用性や抽象度の高い記述を行うことが理想である.そこで,我々はCAMP(Cooperative Acceleration by Multi-device Programming)というコンセプトの下,ディレクティブ形式の API である OpenACC を用いて両アクセラレータのプログラミングを統一的に行う環境である MHOAT(Multi-Hybrid OpenACC Translator)を開発している.本稿では,宇宙物理分野の実アプリケーションである ARGOT コードを対象に,MHOAT による GPU と FPGA の混合演算加速の実装について述べる.
©2007
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