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論文・著書情報


タイトル
和文:OpenCL対応FPGA間通信機能によるGPU・FPGA複合型演算加速 
英文: 
著者
和文: 小林 諒平, 藤田 典久, 山口 佳樹, 中道 安祐未, 朴 泰祐.  
英文: Ryohei Kobayashi, 藤田 典久, 山口 佳樹, 中道 安祐未, 朴 泰祐.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 2019-HPC-170(5)        pp. 1-9
出版年月 2019年7月 
出版者
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会議名称
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開催地
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アブストラクト 我々は,高い演算性能とメモリバンド幅を有する GPU(Graphics Processing Unit)に演算通信性能に優れている FPGA(Field Programmable Gate Array)を連携させ,双方を相補的に利用する GPU-FPGA 複合システムに関する研究を進めている.GPU,FPGA といった異なるハードウェアを搭載するシステム上では,各デバイスで実行される演算をどのようにプログラミングし,全デバイスを協調動作させるかが重要な課題となる.そこで本稿では,OpenCL コードから制御可能な FPGA 間通信技術と GPU-FPGA 間 DMA 転送技術を融合した,複数ノード上における GPU-FPGA 間連携子法を提案する.GPU-FPGA 間 DMA 転送は,GPU デバイスのグローバルメモリを PCIe アドレス空間にマップし,アドレスマップの結果をベースに OpenCL カーネル内で作成したディスクリプタを最終的に FPGA 内の PCIe DMA コントローラに書き込むことによって実現される.また,FPGA 間通信は,Verilog HDL で実装された Ethernet 通信を実行するハードウェアと,そのハードウェアの制御モジュール(OpenCL カーネル)を I/O Channel で接続することによって構成されているシステムで実現される.この提案手法を用いて,ノードを跨いだ GPU 同士の pingpong ベンチマークを実装し,それが正しく動作していることを確認した.

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